三田

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作品を見ながら坂上さんの思い出を語るクラスメート=三田市駅前町
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作品を見ながら坂上さんの思い出を語るクラスメート=三田市駅前町
最愛の夫からもらった花束の絵と夫へのメッセージ=三田市駅前町
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最愛の夫からもらった花束の絵と夫へのメッセージ=三田市駅前町
さまざまな作品が並ぶ=三田市駅前町
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さまざまな作品が並ぶ=三田市駅前町
約30年前、絵手紙の描き方を教える坂上さん(右から2人目)(提供)
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約30年前、絵手紙の描き方を教える坂上さん(右から2人目)(提供)

 長年、フラワータウン市民センター(兵庫県三田市武庫が丘7)などで絵手紙教室を開いてきた坂上繁子さん=同市=が2月、77歳で亡くなった。その坂上さんをしのび、生前の作品を並べた絵手紙展がまちづくり協働センター(駅前町)で開かれている。野菜や花の絵に添えられた優しい言葉から、坂上さんの人柄に触れられる。25日まで。(喜田美咲)

 企画したのは三輪小学校を1956年に卒業したクラスメート有志で、仁木照治さん、高山廣植さん、中畑八郎さんの3人。年を重ねても同窓会などで交流を続けてきた。坂上さんが亡くなった後、手を合わせに自宅を訪れた際、たくさんの作品が眠っていると知り、見てもらう機会をつくろうと考えた。

 坂上さんは割り箸に墨を付けて絵や文字を書いた。教室を開いてきたほか、年賀状の季節には自宅近くの三輪郵便局などで展示もしてきた。自宅には数え切れないほどの作品が残されているが、今回はその一部を展示。はがき大のものから、50センチ四方にもなる大きな作品まで約300点が並んでいる。

 三田市特産のウドを横長の紙に描いた1枚では「どんな料理で春を届けようかな」という言葉が添えられ、新たな季節が訪れる高揚感が伝わる。

 私の誕生日に「照れくさかった」と言って花束を持ち帰ってくれたお父さん ありがとう どんな坂こんな坂老いの坂 ゆっくり越えたいネ

 3年前に先立った最愛の夫からもらった黄やオレンジの花束の絵には、甘酸っぱくてかわいらしい、素直な気持ちをしたためた。

 初日の18日には、坂上さんの長女門中智美さん(54)と次女吉田律子さん(51)も訪れ、「作品を眺めると母の愛情を感じる。いろんな知り合いも駆け付けてくれて、絵手紙がつないだ絆に感謝したい」と涙ぐんだ。

 級友の3人は「絵もうまいけど、勉強もできてスポーツもできて…マドンナ的な存在だったよ」と思い出を振り返り、「コロナ禍のこんな時だからこそ、坂上さんの絵手紙を見て元気になってほしい」と呼び掛けた。

 無料。21日までは午前10時~午後10時で、22日以降は同8時まで(最終日は同3時)。

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