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親鳥から餌をもらうツバメ=三田市駅前町
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親鳥から餌をもらうツバメ=三田市駅前町
親鳥をじーっと待つひな=三田市駅前町
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親鳥をじーっと待つひな=三田市駅前町

 「ピー、ピー」。JR三田駅(兵庫県三田市)の北側階段を上ると、どこからともなく鳴き声が聞こえてくる。見上げれば、切符売り場を案内する看板前にツバメが巣を作っていた。保護するためなのか、巣は木の板に囲われており、隙間からぎゅうぎゅうに並んだひなが顔をのぞかせている。

 確認できただけでひなは7羽おり、手前には声の大きな子、奥には1羽だけよそ見をしているマイペースな子もいる。鳴き声がひときわ大きくなったかと思うと、階段下から親鳥がやってきて、餌をやるとまたすぐに飛んでいった。

 駅員や売店の従業員によると、巣は見つけられるだけで改札周辺に4カ所あるという。3月末から4月初めに巣を作り、徐々にひなの声が聞こえ始めた。駅員が「ツバメの巣があります フンにご注意ください」と書いた看板を掛け、注意を促すテープを地面に貼って見守っている。

 天井から取り付けられた木の板は、長さが1メートル、奥行きが20センチほどあり、ねじでしっかりと固定されている。通路を管理する市道路河川課に聞くと、少なくとも5年前にはあったが、歴代の職員に確認してもらっても誰が付けたかは分からなかった。担当者は「素人が作ったとは思えない丈夫なつくり」と感心する。

 雨に濡れない駅舎の中は、ツバメが毎年巣を作るが、木の枠に入ったのは久しぶりだという。

 聞き込みをしていると、また親鳥が帰ってきた。さっきは手前の子に餌をあげていたが、次は奥の子から順に。「どの子も親にとってはかわいいんだろうな」。同じく足を止めた人たちと顔を見合わせ、シャッターを切った。(喜田美咲)

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