介護職員や保育所職員らワクチン優先接種へ 三田市、7月上旬にも開始
2021/06/23 05:30
神戸新聞NEXT
兵庫県三田市は22日、介護などの福祉サービスに従事する人や保育所職員ら一部の職種について、新型コロナウイルスワクチンの優先接種を行うと発表した。市独自の取り組みで、7月上旬にも始める予定。(土井秀人)
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優先接種の対象は約2500人。重症化リスクの高い高齢者や障害者へ接する福祉関係者や、保育所や幼稚園の職員、特別支援学校の職員らが対象となる。家庭児童相談員や災害時の危機管理、ライフラインを担う市職員も含めた。
接種は市から各事業者へ連絡して日程調整などを行う。会場や実施体制などは調整中。市の担当者は「65歳以上の高齢者接種で完了の見通しが立ったので、より必要性がある人たちに少しでも早く接種したい」とする。
個人の接種履歴を管理する国の「ワクチン接種記録システム(VRS)」によると、三田市民の高齢者で1回目接種を受けた人は1万7278人で、接種率は62・7%。2回目接種は7451人で、接種率27・0%となっている。いずれも21日時点。
兵庫県全体の同日時点の高齢者接種率は、1回目が41・6%、2回目が11・2%となっている。
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