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東京五輪のロゴが光るトーチ。ピンクがかった「桜ゴールド」色だという
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東京五輪のロゴが光るトーチ。ピンクがかった「桜ゴールド」色だという
三田市社会福祉協議会の大沢洋一会長(左)にトーチを手渡すさんだくろすの三木尚美さんと山田美由紀さん(右端)=三田市総合福祉保健センター
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三田市社会福祉協議会の大沢洋一会長(左)にトーチを手渡すさんだくろすの三木尚美さんと山田美由紀さん(右端)=三田市総合福祉保健センター

 東京五輪聖火リレーに参加したランニンググループ「さんだくろす」がこのほど、兵庫県三田市社会福祉協議会に、リレーで実際に使ったトーチを贈った。障害者と伴走ボランティアが一緒に走る練習をしている同グループ。同協議会の働きかけが発足のきっかけになったことから、感謝を込めて寄贈することにしたという。今月15日ごろから、市総合福祉保健センター(川除)に飾られる。(小森有喜)

 さんだくろすが立ち上がったのは4年前。グループ代表の三木尚美さん(55)=同市=の長男で、自閉症の良紀さん(27)はランニングが趣味で、成人してからも競技会に出場していた。

 ところが、並走して競技会場で誘導してくれたり、トラブルがあった時に助けてくれたりする「伴走ボランティア」がなかなか見つからなかった。良紀さんの脚が速く、ペースが合う人が少ないも一因で、フルマラソンなど大きい大会への出場は控えざるをえなかった。知り合いの知的障害者にも同じ悩みを抱えた人が少なくなかった。

 尚美さんが、同協議会のボランティア活動センターに相談したところ、同センターが市民向けに「伴走サポーター養成講座」を企画。そこで、市民でつくるランニングクラブ「三田アスリートX」の山田美由紀さん(62)=同市=とつながった。山田さんは「助けてあげる・あげられるという関係ではなく、障害がある人もない人も一緒に練習できる場をつくりたい」と尚美さんに提案。市内の障害者ランナーを巻き込んで団体として活動を始めた。

 現在、三田市民を中心に知的障害や自閉症の人、一般ランナーら、小学生~60代まで40人近くが所属。月2回は練習し、大会などにも積極的に参加している。

 5月24日に丹波篠山市の篠山城跡三の丸広場で開かれた聖火リレーでは、メンバーのうち9人が60メートルのコースを駆けた。尚美さんと山田さんはリレーへの参加が決まった時から、社協にトーチを贈ろうと決めていたという。

 同センターで寄贈式があり、尚美さんが同協議会の大沢洋一会長にトーチを手渡した。尚美さんは「市民の皆さんにトーチを見て元気になってほしい」と話した。トーチは総合福祉保健センターのロビーに飾り、寄贈の経緯やリレー当日の写真などもあわせて紹介する。

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