「受験勉強のいい息抜き」クラーク記念国際高でヨガ体験 三田

2021/08/10 05:30

体を傾けバランスを取る生徒=三田市三輪3

 通信制のクラーク記念国際高校三田キャンパス(兵庫県三田市高次1)の生徒らがこのほど、三輪会館(同市三輪3)でヨガを体験した。12年間、高校で体育を教えた経験を持つヨガインストラクター後藤奈々子さん(37)が指導し、生徒17人が楽しんで汗を流した。 関連ニュース 公園の石積み崩れ、4歳児が指に後遺症 尼崎市、724万円支払い和解へ ひとり親らの就労支援 三田市とタイミー、県内初の連携協定 市内事業者に協力求め 長期雇用も期待 【名簿付き】兵庫県障害者スポーツ協会表彰に86人 車いすテニス・上地、車いすラグビー・倉橋ら

 同校では年間に体育の授業が2、3回ほどしかなく、体を動かす機会を作りたいと初めて企画した。
 ストレッチから始まり、タイ式ヨガ、有酸素運動と、みっちり1時間半。あぐらをかいた脚を持ち上げ、体を左右に揺らす動きでは、転がってしまう生徒もいたが、体の軸を意識してバランスを保っていた。
 有酸素運動では簡単なステップやターンを組み合わせ、曲に合わせてダンスを踊った。ペアで脚をクロスさせたり、ジャンプしたりし、最初は動きが小さかった生徒らも自然と笑顔になり、体の動きを音に乗せた。
 3年生の女子生徒(20)は「ヨガは呼吸の仕方が難しかったけれど、インナーマッスルが鍛えられた」といい、「思いっきり体を動かしてみんなで笑い合えるのは、受験勉強のいい息抜きになった」と笑顔を見せた。(喜田美咲)

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