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時代とともに移り変わる三田青磁について説明する善入さん(右)=三田市四ツ辻
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時代とともに移り変わる三田青磁について説明する善入さん(右)=三田市四ツ辻
顔や服のしわまで細かく作り込まれた江戸時代の青磁=三田市四ツ辻
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顔や服のしわまで細かく作り込まれた江戸時代の青磁=三田市四ツ辻
全体的に丸みを帯びた明治時代の作品=三田市四ツ辻
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全体的に丸みを帯びた明治時代の作品=三田市四ツ辻

 江戸から明治時代ごろに作られた「三田焼」の魅力を伝える展示会が、兵庫県三田市四ツ辻のふれあいと創造の里・陶芸館で開かれている。人形や器など50点が並び、形や絵柄から流行の変遷が楽しめる。10月24日まで。(喜田美咲)

 愛好家らでつくる古三田青磁・三田焼研究保存会が主催し毎年開催。今回は人形をメインテーマに同県丹波篠山市や姫路市などのコレクターから集めた。

 人形は江戸後期の陶工、欽古堂亀祐(きんこどうかめすけ)やその子孫が作った型を基にしている。江戸期に出回ったものは顔のしわや指の関節まで細かく再現されているのに対して、明治以降は全体的に丸みを帯び、指は短く、顔の彫りも浅くなっている。同保存会長の善入達甫(ぜんにゅうたつお)さん=三田市=は「当時の流行もあるだろうが、江戸の方が職人の技術が高かったことがうかがえる」と解説する。

 また、火入れの形も変化。もともと型を取って合わせた六角柱や四角柱のものが多かったが、ろくろを使うようになって円柱形になった。模様は中国の青磁を模した獅子やボタンから、日本画が主流になっていった。

 陶芸を学んでいる愛好家グループ「三田陶遊会」の男性(69)は「作品から時代の趨勢(すうせい)が分かるようで面白い」と興味深く見学していた。

 無料。午前9時半から午後4時半。月曜閉館。

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