極彩色をちりばめた作品で魅了 赤木さんが水性ペンの作品展
2021/09/10 05:30
赤木政則さん=三田市駅前町
兵庫県三田市の赤木政則さん(71)が、同市駅前町のスナック兼喫茶店「りんでん」で初めての個展を開いている。若い頃に好きだった絵への情熱がよみがえり、5年前から水性ペンで制作を再開。極彩色をちりばめた独特な作品群が訪れた人を魅了している。10月2日まで。(小森有喜)
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福岡県出身。中高生の頃は美術部には所属しなかったものの、独学で抽象的な絵を描いていた。専門学校でグラフィックを学んだ後、商品パッケージなどの製版会社に就職したが、40歳を過ぎた時に倒産。ガス会社に転職し、三田に移った。今も週の半分ほどは仕事をしている。
専門学生の時以来、絵からは離れていた。家の片付けをしていた5年前、偶然古いスケッチブックが出てきたのがきっかけで、手軽に描ける水性ペンを使い、没頭するようになった。
時間を見つけては描き進め、2年前から各地の公募展に出すように。「全日本アートサロン絵画大賞展」では2年連続で入選し、東京都の国立新美術館に作品が飾られた。
国際的に活躍した美術家元永定正さん(1922~2011年)や横尾忠則さんの絵が好きで、若者に人気の歌手・きゃりーぱみゅぱみゅさんの世界観も参考にしているそう。鉛筆で下描きした後は、水性ペンで塗り進めながら配色を決めていく。一つの作品に20色ほど使うという。描く対象はほとんどが自身の空想で、現実の景色を描く時でも色鮮やかな「赤木ワールド」を展開する。
今回、会場に並ぶのは大小合わせて24点。「メルヘン島と大きな月」では、月夜に浮かぶカラフルな島を描いた。「細かい作業が好き」といい、島の土台は幾重にも模様を重ね、繊細なグラデーションに仕上げた。「トーテンポールに遊ぶ魚」では、色とりどりの魚が空を飛ぶ幻想的な風景を描く。
赤木さんは「会場いっぱいに自分の作品が並んでうれしい。色合いを楽しんでほしい」と話している。
日・月曜定休。午前11時~午後4時。赤木さんTEL080・1441・1601