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練習に励む保存会のメンバー=三田市貴志
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練習に励む保存会のメンバー=三田市貴志

 兵庫県三田市貴志の御霊(ごりょう)神社に太鼓の音が響く。軽やかな拍子に合わせて体を揺らし、氏子らが練習に励むのは、江戸中期から伝わるとされる御霊神社田楽。新型コロナウイルスの影響で、田楽が見られる秋祭りは2年連続の中止となったが、6日、県立芸術文化センター(同県西宮市高松町)に舞台を変え、披露されることとなった。(喜田美咲)

 三田市の無形民俗文化財として、旧五国の祭りや城を紹介する「ひょうごの民俗芸能祭」(県など主催)に、摂津代表として出演する。毎年秋祭りに氏子らが舞い、後世にも受け継いでいこうと2015年には保存会も立ち上がった。

 田楽は当番で選ばれた「御神輿十人衆」が、薄い板を束ねた楽器「びんざさら」や太鼓に合わせて踊る。本殿からみこしへ移る神様が観衆の目にふれないよう、舞と音で引きつける役割があるという。みこしが地域へ出発する時や御旅所などで舞う「ホーホ踊り」と、本殿に戻る時に10人のうち年長者から3人が担う「カエル跳び踊り」がある。

 「ホーヤホー」。本番を前に保存会のメンバーが練習に励む。ホーホ踊りは中腰で頭を下げ、3歩ずつ前進、後退する。カエル跳び踊りでは「てんつく、もんつく、もちひとつ」の拍子に合わせて上体を上げ下げし、最後には勢いよく跳ぶ。同保存会長の前仁司さん(76)=三田市=は「簡単な踊りだけど一つ一つの動きをそろえることで、伝統の重みを伝えたい」と意気込む。

 民俗芸能祭は園田学園女子大の田辺眞人名誉教授らが案内人を務め、旧五国の歴史や風土を紹介していく。但馬の「せきのみや子ども歌舞伎」や淡路の「阿万の風流大踊小踊」なども出演する。

 1人千円。全席指定で定員800人(当日券あり)。芸術文化センターチケットオフィスTEL0798・68・0255

(午前10時~午後5時、月曜定休)

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