三田市がコロナ自宅療養者に生活必需品支給 第6波に備え

2021/11/07 05:30

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 兵庫県三田市は新型コロナウイルスの第6波に備え、感染して自宅療養する市民に、生活必需品を届ける事業を始めた。感染者が増えると県の支援品が届くまで日数がかかるため、保健所と連携して市が補う。(土井秀人) 関連ニュース ひょうご本大賞に「あの日、小林書店で。」 尼崎の小さな本屋巡る小説 阪神タイガース、2軍施設オープンへ「マジック」点灯 100日前で尼崎の商店街 尼崎→西宮→尼崎「お帰り」 <ヒロシマ・ナガサキ 今こそ伝えたい 県内被爆者インタビュー>(12)葛下友和さん(98)三田市 体験向き合えるまで半世紀


 対象は親族の支援などが困難なため、生活必需品が調達できない市民。おかゆやレトルトのおかず、飲料水などの食料品のほか、ティッシュペーパーやアルコール消毒液など5日分程度を無償で支給する。
 同居の家族が高齢者や障害者、乳幼児の場合は、紙おむつや粉ミルク、生理用品なども支給する。保健所から陽性者に連絡する際、支援制度を案内する。県の支援品と重複して受け取りも可能。
 受け付けは平日午前9時~午後5時半で、市職員が当日か翌日に自宅へ届ける。金曜日、祝日前の申し込みは時間により、月曜日、祝日後に届ける。市健康増進課へ電話(079・559・6155)かファクス(079・559・5705)で申し込む。ファクスの場合、市ホームページ掲載の申込書を利用するほか、「コロナの自宅療養サービス」と書いて、住所、氏名、電話番号を記載する。

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