お肉たっぷりカレーで働く運転手に元気を　有馬高生考案、ＰＡのメニューに

　有馬高校（兵庫県三田市天神２）人と自然科３年の新川瑞貴さん（１８）がレシピを考案した「お肉たっぷりキーマカレー」が、西日本高速道路会社（ＮＥＸＣＯ西日本）グループが企画したメニューコンテストで最優秀賞に選ばれた。山陽自動車道淡河パーキングエリア（東行き）で、１日限定１５食が提供されている。３０日まで。 関連ニュース 「2日目のカレーあるある」白米とカレーが逆転した盛り付けに反響続出 「コレうまいやつや！」「めちゃくちゃわかる」と13万人熱狂 規格外ホウレンソウでレトルトカレー　県とオイシックス社が連携 「カレーライス物価」の上昇続く…1食分の費用は「323円」、過去10年間で最高値を更新

　「働くドライバーが元気になるメニューを考えてほしい」と、昨年に引き続き同社が同校に協力を依頼。フードデザインや調理などを学ぶ生徒が計２４点を提案した。
　新川さんは好物のキーマカレーをメニューに選んだ。食材には、脂質が少ない鶏のミンチを使用。香辛料の香りを整えるだけでなく、リラックス効果もあるセロリを入れ、さっぱりとした味を目指した。セロリは同校で農業を学ぶ生徒が育てたものが使われている。
　このほど同校で表彰式があり、実際に提供されるカレーを新川さんが試食。「イメージしていた通り」と満足そうで「自分が考えたレシピが商品になってとてもうれしい。ドライバーの皆さんには、気持ちをすっきりさせて安全運転してほしい」と話していた。（小森有喜）