三田市に300万円寄付 日本フレーバー工業、企業版ふるさと納税活用
2021/11/20 05:30
森哲男市長(左)に目録を手渡す日本フレーバー工業の上木邦彦社長=三田市役所
兵庫県三田市テクノパークに工場を構える「日本フレーバー工業」(東京)が企業版ふるさと納税制度を活用し、三田市に300万円を寄付した。市民病院や消防本部の事業に活用される予定。市はこのほど、同社に感謝状を贈った。
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同社は食品、飲料の香料などを手掛け、2006年に三田工場をオープンした。地域貢献の一環として、県の天然記念物で貴重な生態系が生息する「皿池湿原」(テクノパーク)の保全事業に役立ててほしいと、4年前から毎年10万円を市に寄付している。
新型コロナウイルス禍で奮闘する医療従事者や救急隊員らに役立ててもらおうと、今回の寄付を決めたという。(小森有喜)