新チーム名は「兵庫ブレイバーズ」 シーズン報告会で来季の活躍誓う

2021/11/24 05:30

報告会に臨んだ選手ら=三田市駅前町

 兵庫県三田市を拠点に活動する野球のさわかみ関西独立リーグ球団「神戸三田ブレイバーズ」がこのほど、シーズン報告会を開いた。同球団はリーグ戦を3位で終了。また、球団名を「兵庫ブレイバーズ」に変更すると発表し、来季の活躍を誓った。 関連ニュース 「プロ野球90年」ティモンディ・高岸宏行さんが振り返るプロ選手を目指した日々 「諦めたのは挫折ではありません。あの経験があるから今がある」 ブレイバーズ、13日にホーム最終戦 残り6試合、2位維持へ執念 野球・関西独立リーグ ブレイバーズ白星発進 昨季Vチームに競り勝つ 関西独立リーグ、開幕シリーズは1勝1敗

 報告会には選手をはじめ、スポンサーやファンら85人が参加した。
 同球団は今季、48試合を戦い21勝22敗5分け。リーグ4チーム中3位となった。新型コロナウイルス禍で活動しづらい部分もあったというが、「9月まで優勝争いに参戦できていたことはよかった」と振り返った。
 来シーズンのキャプテンには柏木寿志(かずゆき)内野手(19)が就任。柏木選手は先月のプロ野球ドラフト会議で指名が期待されたが、名前は呼ばれなかった。悔しさをにじませながらも再びの挑戦を誓い「来年はリーグ優勝を目指すとともに、球団から3人、(プロの)指名選手が出ることを目標に頑張りたい」と話した。
 また球団は、神戸市や三田市以外からの支援が広がっていることから、12月1日付けでチーム名を「兵庫ブレイバーズ」に変更すると発表。川崎大介球団代表は「拠点は三田から変わらないが、ファンとの一体感をさらに高めたい」としている。(喜田美咲)

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