三田で市民病院のあり方模索へ 来年1月から市民と市が意見交換

2021/11/27 05:30

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 兵庫県三田市は来年1月から、「市民病院のこれから」をテーマに市民との意見交換会を開く。三田市民病院(同市けやき台3)は、済生会兵庫県病院(神戸市北区藤原台中町5)の再編統合も視野に入れた議論がなされており、市が方向性を打ち出す際に意見を参考にするという。 関連ニュース 中学の部活地域移行 市内で説明会始まる 競技など2025年3月にも周知 保護者「子ども活躍の場、確保を」 神戸市、王子公園にキャンパス開設の関学に 3.5ヘクタールを104億円で売却方針 議案提出へ さすが!墓所も「豪邸」 アヤシくない、アシヤのピラミッド 実は母娘の美しい愛

 三田市と神戸市は、北神・三田地域の急性期医療の確保に向け両病院のあり方について検討委員会を設置。これまで会合を3回開いており、来年3月に報告書が提出される予定となっている。三田市は報告書や市民の意見を踏まえ、方向性を示すという。
 意見交換会は来年1~3月、市民センターなど9カ所で計30回開く。参加対象は当該地区に在住、在勤、在学している人で、各回20人以内とする。応募多数の場合は抽選を行い、参加は1人1回に限定している。
 最初の30分に市側が検討委員会の状況などを説明し、その後30分間で意見交換を行う。現在、開催日時が決まっているのは、ウッディタウン、カルチャータウン地区で、来年1月15~31日の間に計7回開催する。他の地域は決まり次第、広報さんだやホームページで告知する。
 申し込みは、専用フォームのほか、はがき、ファクス(079・559・5111)、メール(b_kaikaku@city.sanda.lg.jp)で受け付ける。住所▽氏名▽電話番号▽希望日(第3希望まで)▽在勤、在学の場合は勤務先や学校名と住所▽手話通訳や要約筆記、一時保育の希望の有無-が必要。
 市民病院改革プラン推進課TEL079・559・5086
(土井秀人)

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