自作の陶器で茶道学ぶ 三田で伝統文化の親子教室
2021/11/30 05:30
自作の茶わんで抹茶をたてる親子連れら=三田市、三輪明神窯史跡園
三田青磁を子どもたちに知ってもらおうと、自分で作った陶器で茶をたてる「伝統文化親子教室」が27日、三輪明神窯史跡園(兵庫県三田市三輪)であった。親子連れら30人が参加し、茶道の作法などを学んだ。
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「NPO法人歴史文化財ネットワークさんだ」が主催。子どもらは9月から陶芸家伊藤瑞宝さんの指導で茶わんや皿、カップなどを作ってきた。
この日は、日本人と茶の歴史を学んだ後、茶道・表千家の会員によるお点前を見学。子どもたちはそれぞれ作った茶わんで抹茶をたて、じっくりと味わった。
ゆりのき台小5年の男児(11)は「抹茶をたてるこつが分かり、上手に泡が立った」とにっこり。妹で小2の女児(8)は「カップはスプーンを立てられるように工夫した。ちょっと難しかったけど、きれいにできた」と話していた。(土井秀人)