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倒れたり腕を伸ばしたりしながら、ボールを回す生徒ら=三田市三輪
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倒れたり腕を伸ばしたりしながら、ボールを回す生徒ら=三田市三輪
生徒らの質問に答える(右から)柳選手、谷河選手、菊池選手=三田市三輪
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生徒らの質問に答える(右から)柳選手、谷河選手、菊池選手=三田市三輪
試合ではネット際で激しく競り合う場面も=三田市三輪
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試合ではネット際で激しく競り合う場面も=三田市三輪

 兵庫県立高等特別支援学校(三田市大原)の生徒が、座ったまま競技するシッティングバレーボールをアメニス城山体育館(同市三輪)で体験した。講師を務めたのは、今夏の東京パラリンピックに出場した兵庫ゆかりの3選手。生徒は慣れない体勢でのプレーに苦戦しつつも食らいつき、ボールをつないで楽しんだ。(喜田美咲)

 共生社会を考えるきっかけなどにしてもらおうと、県が2017年度から実施している「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント展開事業」の一環。シッティングバレーボール男子日本代表の柳昂志選手(32)=同県加東市、谷河勇綺選手(30)=同県姫路市、同女子日本代表の菊池智子選手(41)=同県尼崎市=の3人が、全校生110人に向け、競技を始めたきっかけなどを伝えた。

 シッティングバレーボールは、座った状態のまま腕の力を使って移動する。上半身だけでプレーするので、足に障害がある人も楽しめる。コートはバレーボールより狭い長辺10メートル、短辺6メートルで、ネットの高さは男子が1・15メートル、女子が1・05メートルとなっている。お尻が床から離れると反則になるなどのルールがある。

 この日、選手が会場に入ると生徒は目を輝かせ、質疑応答の時間では次々に手を挙げた。「試合中、心掛けていることは」と問われた谷河選手は「笑顔で周りに余裕を与えるようにしている」。菊池選手は競技の魅力について「健常者とも一緒に試合ができるので、いろいろな出会いがあるところ」と語った。

 輪になってパスでボールをつないだり、トスを上げてスパイクを打ったりして練習した後、試合を体験。生徒たちは体を前後左右に倒し、腕をめいっぱい伸ばしてボールを追いかけた。動ける範囲が限られる中でのボール回しには「難しいー」との声も上がった。

 最後に選手が「挑戦した後悔より、しなかった時の後悔が大きいので、まずは一歩を踏み出してみて」と生徒を激励。バレー部に所属している3年の男子生徒(18)は「ジャンプができないのでアタックが難しかった。最後には慣れてきたのでまたやってみたい」。女子生徒(18)は「人生を楽しんでいるような選手の表情が印象に残った。みんなで声を出して楽しめた」と話した。

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