「縁結び通り」に鳥居が完成「希望のシンボルに」　三田の飲食店エリア

　兵庫県三田市駅前町で飲食店が集まるエリア「縁結び通り」に鳥居が完成した。にぎわいづくりにつながればと、経営者らがクラウドファンディングで資金を募った。忘年会シーズンに入り、鳥居をくぐって店に入る客の姿が目立つようになった。（小森有喜） 関連ニュース 「パイ山」再出発　新・愛称は１年後に定着した名前に　三宮の名所広場、改装終える ゴジラのマンホールが出現 「グリコの看板」神戸にもあった　大阪・道頓堀より前に設置

　縁結び通りは商業施設「キッピーモール」の南側にあり、ラーメン、串揚げなどの４店が並ぶ。今年１０月には韓国料理店もオープンした。
　エリアの入り口を華やかにしつつ、集合場所としても活用してもらいたいと企画。今夏に資金を募集し、寄付してくれた企業や個人名を鳥居に記している。
　発起人の一人で、飲食業を営む「Ｋ　ｔｗｏｆｉｖｅ」（中央町）の若江俊介代表（４３）によると、昨年より忘年会シーズンでの客足は戻ってきているという。若江さんは「鳥居が店にとって希望のシンボルのような存在になれば」と話している。