昨年までの巨人打撃コーチ、女子硬式野球チームの新監督に 「予想以上に技術が高い」
2022/01/13 05:30
記者会見に臨んだ山崎章弘新監督(中央)=三田市駅前町
兵庫県三田市を拠点に活動する女子硬式野球チーム「兵庫ブルーサンダーズ」の新監督に、昨年までプロ野球巨人で巡回打撃コーチを務めた山崎章弘さん(60)が就いた。11日に市内で記者会見があり、山崎さんは「女子野球の発展のために全力を尽くしたい」と語った。
関連ニュース
甲子園を目指した野球部キャプテンは女の子
ダルが、糸井が-SNSで名指しした鎌倉健って何者? 本人は「何で俺なん」
球場の中心で愛を誓う 野球選手が「本拠地」で挙式 ライバルチームの選手がサプライズプレゼントも
育英高校(神戸市長田区)の出身。1979年のドラフトで巨人に2位指名され、捕手としてプレーした。引退後は日本ハムや中日のほか、近畿や四国の独立リーグ4球団でもコーチや監督を歴任した。次男はオリックスの山崎福也(さちや)投手。
山崎さんが女子野球を指導するのは今回が初めて。選手たちの練習を見た印象として「予想以上に技術が高く、基本に忠実なプレーをしている。余計な癖がないから伸びしろがある」とした。
昨年の関西女子硬式野球リーグ(ラッキーリーグ)でチームは3勝10敗の最下位に沈んだ。高卒1年目の選手が中心の若いチームには、今年も10人ほど新戦力が加入する予定だ。積極的に練習試合を組み、実戦経験を積むことに重点を置くという。山崎さんは「どんどん失敗して成長してほしい」と期待を寄せた。
(小森有喜)