学生や子ども食堂、食材通じて支援 三田市とNPO企画、22日「フードドライブ」
2022/01/14 05:30
神戸新聞NEXT
家庭で余っている食材を集め、兵庫県三田市内で1人暮らしをしている困窮学生や子ども食堂などに提供する「フードドライブ&子ども縁日」が22日、三田市下深田のスーパー「マルナカ三田店」で開かれる。(土井秀人)
関連ニュース
おなかを満たすために
みなと銀行が初のフードドライブ 赤穂支店に専用ボックス 地元子ども食堂に、菓子や日用品も
余った食品で助け合い 丹波市社協の「フードドライブ」利用増 申し込み当初の4倍に
NPO法人場とつながりの研究センター(同市三田町)と三田市が企画。「もったいない」が誰かの役に立つことを知ってもらい、食材を通じて「助け合いの輪」を地域で広げる狙い。
集める食材は22日時点で賞味期限が1カ月以上残っており、常温保存が可能なもの。未開封に限る(米は開封していても可)。生鮮食品や冷凍品、アルコール飲料などは対象外となる。
同法人と市は昨年、新型コロナウイルスの影響で困窮している1人暮らしの学生へ食料支援を実施。想定を超える236人が訪れ、米が不足する事態となった。学生の状況を知った小野地区では住民に呼び掛け、米501キロなどを集め、市に寄贈した。
22日の同じ会場では「子ども縁日」を同時開催する。おおよそ未就学児~小学4年生を対象に100~200円程度で参加できる輪投げなどの遊びを予定。同法人は当日の運営を手伝うボランティアも募集している。
午前11時~午後2時。同法人TEL079・553・2521