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電柱に取り付けられたセンサー類=三田市あかしあ台3
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電柱に取り付けられたセンサー類=三田市あかしあ台3
無線通信を使ってバスに歩行者らの存在を知らせる
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無線通信を使ってバスに歩行者らの存在を知らせる

 関西電力送配電(大阪市)など12社は、通信機器やセンサーを取り付けた電柱「スマートポール」を使い、交通事故を防ぐ実証実験を兵庫県三田市あかしあ台3の住宅街で行った。信号機がなく見通しの悪い交差点にポールを設置。遠くの路上駐車や建物の陰に隠れた歩行者、自転車の接近をあらかじめ検知し、運転手に知らせる。(小森有喜)

 三田市がデジタル技術などで課題解決に取り組む「さんだ里山スマートシティ構想」を推進していることから、市内での実験に至った。実験は4月18~22日、あかしあ台公園付近の交差点で実施。電柱を所有する関西電力送配電のほか、神姫バス(兵庫県姫路市)▽アシックス(神戸市中央区)▽京セラ(京都市)-などが参加した。県内では、昨春に実施した姫路市に続き2例目となる。

 交差点の電柱には、近づいてくる車や歩行者、自転車などを識別できるセンサーやカメラを設置。それぞれの位置や速度といった情報を、ポールとバスの車載装置でやりとりし、事故の危険性を判断する。実験では、交差点の死角から自転車が飛び出そうとすると、バスの運転席に「減速してください」といった音声が流れ、交差点手前の発光ダイオード(LED)表示板には「注意」といった文字が表れた。これ以外にも、緊急車両が近づいたり、路上駐車している車があったりすると運転手に知らされた。

 スマートポールの別の活用例には、自動運転の走行サポートや、子どもや高齢者らの見守りへの応用が挙げられる。実用化に向けてはコスト面が課題となっているが、関西電力送配電の灰原佑紀さんは「将来的には社会インフラとして普及するように研究を進めていきたい」と話していた。

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