ワクチン4回目接種 三田市が6月開始 集団接種は7月7日から

2022/05/20 05:30

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 兵庫県三田市は19日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を6月に始めると発表した。60歳以上や基礎疾患のある人らが対象。個別接種を6月1日から、集団接種を7月7日から始める。 関連ニュース Uターンラッシュ本格化 中国道の宝塚西で渋滞10キロ、山陽道神戸JCTは20キロ 8匹の白ヘビ、幸運もたらすと話題に 「金運が上昇」「体調が改善」 宝塚の池田竹産店 <宝塚のあしながおじさん>(1)子どもに注ぐ無償の愛 壮絶な虐待越え奨学金

 市は今月30日から順次、3回目接種を終えた市民に接種券を発送する。医療従事者ら優先接種を受けた人から発送し、一般で接種した人は6月27日以降となる。60歳以上の対象者は約3万5千人おり、接種については「接種を受けるよう努めなければならない」とする予防接種法の努力義務が適用されている。
 市は18~59歳にも接種券を送るが、基礎疾患のある人や肥満の人など感染時に重症化リスクが高まる人のみ接種できる。対象者は約1万人を想定しており、努力義務は適用されていない。
 5月15日現在で、全市民の57・6%が3回目接種を済ませた。年代別の接種率は65歳以上が93・5%、60~64歳は81・9%と高齢層は高い。一方、20代は35・6%、30代は40・6%と若い世代は低い傾向にある。森哲男市長は「日常生活や経済活動、感染対策を成り立たせることが大事。若い人にもっと接種してもらいたいので、大学との連携などさまざまな方法を考えたい」とした。
 個別接種は市内52医療機関が実施。集団接種はえるむプラザ(すずかけ台2)で月、水、木、日曜日の午前10時半~午後0時半、午後2時~4時半に行う。
 ワクチン専用コールセンターTEL0120・274・008
(土井秀人)
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