世界のクワガタやカブトムシ販売 15の専門店参加、抽選会も 6月5日、北星社三田工場

2022/05/30 05:30

坂本武士さんが自宅で育てるクワガタ(本人提供)

 世界のクワガタやカブトムシを販売するイベント「JonnyOOKUWA(ジョニーオオクワ)GIG2022」が6月5日、兵庫県三田市テクノパークの北星社三田工場で開催される。同社は印刷会社だが、昆虫のイベント? 企画は、1人の社員の趣味から始まった。 関連ニュース 昆虫好きの子どもたちに甘い夏の思い出 オオクワガタがケーキに 川西の4洋菓子店が期間限定で販売 世界のクワガタ、カブトムシ一堂に 三田の「フローラ88」で2日に祭典 全国20店が出店 2匹だけの世界? カップルで暮らすオオクワガタの習性が話題 「なんだリア充か(滝涙)」「夫婦って感じでなんか良い」

 同社は豊岡市に本社を構え、カタログやチラシのデザインと印刷やホームページの制作などを手掛ける。
 会社をPRするための新事業案を社内で募ったところ、坂本武士さん(49)が提案したネット通販の昆虫ショップが採用され、2013年から「クワガタ事業部」が立ち上げられた。
 坂本さんは子どもの頃からカブトムシやクワガタが好きで、特に強い大顎を持つオオクワガタがお気に入りだという。今も自宅で20匹ほどを飼育している。イベントは昨年11月に初めて実施し、500人以上が来場した。
 2回目となる今回は、15の専門店がヘラクレスオオカブトやオオクワガタなど、国内外の生体や、飼育グッズを販売するほか、北星社の製品などが当たる抽選会もある。入場券には拡張現実(AR)の手法を用い、コードを読み取ると昆虫が浮かび上がるといい、本業の技術も合わせてPRしていく。坂本さんは「子どもの頃からの憧れで作り上げたイベント。多くの人に楽しんでほしい」と話す。
 午前11時~午後4時。入場料500円で小学生以下は無料。同社メールinfo@jonnyookuwa.jp
(喜田美咲)

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