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白い泡状の卵塊=三田市大原
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白い泡状の卵塊=三田市大原
前足に枯れ葉を付けたまま、カメラを見詰めるモリアオガエル=三田市大原
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前足に枯れ葉を付けたまま、カメラを見詰めるモリアオガエル=三田市大原

 兵庫県三田市大原のため池で、希少種のカエル「モリアオガエル」が産卵の季節を迎えた。水面にせり出した枝先に白い泡状の卵塊を産み付け、あたり一帯には「カララ、カララ」と鳴き声が響いている。卵は1週間ほどでふ化し、オタマジャクシは水中へと旅立つ。(小森有喜)

 最新の県レッドデータブックによると、モリアオガエルは日本の固有種で体長4~8センチ。絶滅の危機が増しているBランクに指定されている。県内では淡路島、東播磨地域などを除き広く分布している。

 産卵期になると、水面の上にある木の枝葉や草に卵を産み付ける。泡立てた粘液で覆うことで、外敵や乾燥から卵を守っている。卵塊の中でオタマジャクシになり、雨の滴と一緒に池へ落ちて成体になる。

 自宅がため池に面している主婦(75)は、カエルの姿や卵の数を確認するのがこの季節の楽しみになっているという。今年は5月中旬から卵を見かけるようになったといい、今月6日には少なくとも5個の卵塊が木からぶら下がっていた。雨上がりに卵を産むことが多いという。

 周辺には鳴き声が響き、日が落ちると「大合唱」になるそうだ。女性は「今年も姿を見せてくれてうれしい。オタマジャクシになるまで見守ります」と笑顔だった。

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