「かなしきデブ猫ちゃん」PR隊、三田へ 市役所で記念撮影、図書館で親子らと交流
2022/07/15 16:30
森哲男市長(中央)、キッピー一家と記念撮影をするマル(右)=三田市役所
神戸新聞で毎週土曜日に連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」をPRするデブ猫キャラバンが15日、兵庫県三田市役所を訪れ、森哲男市長を表敬した。
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森市長は「自宅で5歳の雌猫を飼っており、大事な家族の一員。今日はマルちゃんに会えてうれしい」と大の猫好きであることをアピール。三田出身の幕末の蘭学者で、日本人で初めてビール醸造に取り組んだ川本幸民に触れ、「11月3日に三田ビール検定を実施する。新しいことを学び、チャレンジすることが大切」と力を込めた。
マルは、三田市のマスコットキャラクター「キッピー」「ハッピー」「チャッピー」とも対面し、庁舎内を一緒に巡りながら記念撮影などをした。
その後、市立図書館ウッディタウン分館(けやき台1)に足を運び、来館者親子らと交流したり、東和久館長に絵本をプレゼントしたりした。
4月16日にスタートした兵庫編では、愛媛県から兵庫県に上陸した主人公のマル(3歳雄)が、船内で出会った10歳の女の子(桜子)の願いをかなえるため、城崎温泉を目指している。現在、13話まで掲載されている。(藤原 学)