同じレスリングクラブから快挙 アジア選手権で3人がメダル獲得 猪名川町

2022/07/26 05:30

レスリングのアジア選手権でメダルを獲得した(左から)赤木烈王さん、池畑菜々さん、北村春斗さん=猪名川町役場(提供)

 猪名川レスリングクラブ(兵庫県猪名川町)に所属する中高生2人と出身の高校生1人が、中央アジア・キルギスなどで6、7月に行われたレスリングのアジア選手権大会に日本代表として出場し、いずれもメダルを獲得した。3人は猪名川町役場を訪れ、岡本信司町長に喜びを語った。 関連ニュース 小さな町、中学2校でたびたび全国制覇 なんでこんなに強いの?! 中学校駅伝の兵庫・稲美町 「筋肉は裏切らない」はどう生まれた 生き方や働き方にも通じる「筋トレ」 全国大会経験者ゼロ、兵庫の高校ソフトテニス界に「国際」旋風


 U20女子62キロ級で金メダルに輝いた芦屋学園高3年池畑菜々さん(17)▽U17男子48キロ級で銀メダルを獲得した猪名川高1年赤木烈王(れお)さん(15)▽U15男子52キロ級で銅メダルを取った猪名川中3年北村春斗さん(14)。3人は猪名川高の体育館(紫合)を拠点とする同クラブで練習している。
 3人は日本代表のユニホームに身を包み、笑顔で報告。赤木さんは「海外選手を相手にメダルを獲得できてうれしい」。北村さんは「初めての国際大会で緊張した。世界のレベルの高さを感じたので、これからも練習を頑張る」と話し、頂点に立った池畑さんは「ここで舞い上がらず、次の目標に向けて頑張りたい」と口元を引き締めた。
 岡本町長は「3人全員がメダルを獲得したことは町の誇り。ますますの活躍を期待します」とエールを送った。(斎藤雅志)

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