ドリンクと料理をお得に 9日から「三田バル」、コロナ対策認証35店参加
2022/10/08 05:30
三田バル参加店が掲げる旗を持つ梅沢委員長=三田市駅前町
飲食店を巡り、食べ歩きを楽しむ「第12回三田バル」が9~15日、兵庫県三田市の三田駅前と西山エリアで開かれる。新型コロナウイルス対策で「密」を避けるため、開催期間を従来より延長。紙のチケットを廃止し、各店舗で支払ってもらう。コロナ対策をしている認証店35店が参加する。
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三田バルは2011年から毎年秋に開催。従来は1日だけだったが、新型コロナの感染が拡大した20年以降は期間を広げて実施している。
参加店は「三田バルやってます」と書かれたオレンジ色の旗が目印で、ドリンク1杯と料理1品を千円(税込み)で提供する。各店とも通常より割安だったり当日限定だったりと、自慢のメニューを用意している。
参加証となるリストバンドは200円で、8日夕から各店舗や三田駅前の市総合案内所(キッピーナビ)で発売予定。スタンプラリーも行っており、5店舗の押印で1回応募でき、三田牛の革を使った「ZENSTEN(ゼンステン)」のカードケースや岡村酒造場(木器)の地酒、三田牛などが抽選で当たる。
9、10、14、15日の午後6時以降は、周遊バスを三田駅前と西山の「ロイヤルスクエア」間で運行。リストバンドを着けていれば無料で乗車できる。9日午前11時~午後4時には、三田駅前のキッピースクエアでマルシェを開催。フリーマーケットやハンドクラフトの販売、アロマ体験などがある。
梅沢豊和実行委員長(47)は「(コロナの)自粛が明けてもなんとなく外で飲食しにくい空気になっている。店は対策をしているので、食べに行って安心だと実感してもらえたらうれしい」と話している。
詳細は三田バルのホームページで。実行委員会事務局(市商工会内)TEL079・563・4455
(土井秀人、喜田美咲)