西播

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 たつの市民病院(兵庫県たつの市御津町中島)はこのほど、本年度の診療体制について、夏をめどに常勤医を増やし13人とする方針を発表した。医師の13人体制は、旧市立御津病院時代の2006年以来、11年ぶり。形成外科と泌尿器科を新設し、外来診療も拡充する。

 地方の公立病院は深刻な医師不足に直面しており、同病院では昨年度、常勤の医師が8人まで減少。外科医が退職し、現在も外科は外来のみとなっている。

 こうした事態を受けて増員に努めた結果、今年4月には内科6人、整形外科3人、脳神経外科と眼科各1人の計11人に回復。5月に内科、7月には眼科の医師が着任し、13人体制となる見通し。

 内科医が7人となることで呼吸器、消化器、循環器など内科分野全般の対応が可能になるという。増加が見込まれる在宅医療ニーズに応え、訪問診療の強化が図れる利点も。救急医療も夜間と休日の受け入れ体制を内科系に特化し、入院などにスムーズに引き継げるようになった。

 外来診療科は、形成外科、泌尿器科の新設で過去最多の全7科になる。また、認知症に対応できる「物忘れ外来」が4月から専門外来に加わった。回復期リハビリテーション病棟に言語聴覚士を新たに配置し、脳卒中患者の受け入れも可能になったという。

 同病院は本年度の病床稼働率の目標を79%に設定し、単年度の収支均衡を目指す。毛利好孝・事務総長は「新病院誕生以来、最も充実した医療体制となる。さらに市民に信頼される病院にしたい」と話す。(松本茂祥)

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