西播

  • 印刷
碧川かた(左から2人目)(霞城館提供)
拡大
碧川かた(左から2人目)(霞城館提供)
こぶしを上げてドラマ化実現を誓う参加者=たつの市龍野町富永
拡大
こぶしを上げてドラマ化実現を誓う参加者=たつの市龍野町富永

 童謡「赤とんぼ」で知られる兵庫県たつの市出身の詩人・三木露風の母で、のちに婦人運動家として活躍した碧川かた(1872~1962年)のドラマ化を目指す会の発足式が22日、同市龍野町富永の龍野経済交流センターであった。新時代の女性像を体現した生きざまと合わせ、童謡の里たつのを全国に発信する契機にと、約250人が詰め掛けた会場は熱気にあふれた。

 かたは鳥取池田藩の家老家に誕生。龍野の三木家に嫁ぐが、5歳の露風らを残して23歳で離婚。東京で訪問看護婦となり、新聞記者の碧川企救男と再婚。のちに女性参政権を求める社会運動に身を投じた。

 今回設立されたのは「童謡赤とんぼの母 碧川かたを朝ドラの主人公にする会」。発足式ではドラマ化を発案した地元ボランティアガイドの瀧口節子さん(68)=同市揖保川町新在家=が趣意書を読み上げ、「多くの人がかたの人生に共感し、女性が生き生きと活躍できる社会の実現につながることを望む」と訴えた。

 会長に就いた徳永耕造・同市連合自治会長は「日本で一番愛されている童謡赤とんぼを生んだたつの市を全国に知ってもらうきっかけに」と意気込んだ。

 式典では鳥取県の碧川かた顕彰会から届いた、ドラマ化への連携を呼び掛けるメッセージも披露。赤とんぼの合唱で締めくくった。

 早速入会手続きをした、たつの市揖保川町養久の会社員(53)は「苦難の道を乗り越えたかたさんのような存在があったからこそ、いま女性の権利を享受できていることを感じた」と話した。

 同会では今後、千人を目標に賛同者を募る一方、署名活動やNHKへのアピール活動を進める。入会金1500円。同会事務局TEL0791・78・9292(午前10時~午後4時、水~日曜)。(松本茂祥)

西播の最新
もっと見る

天気(11月24日)

  • 12℃
  • 6℃
  • 20%

  • 11℃
  • 4℃
  • 60%

  • 12℃
  • 7℃
  • 40%

  • 12℃
  • 4℃
  • 20%

お知らせ