西播

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染めた布を乾かす田崎博和さん=神河町大河
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染めた布を乾かす田崎博和さん=神河町大河
青みのある柿をすりつぶし、染色に使う果汁を搾る=神河町大河
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青みのある柿をすりつぶし、染色に使う果汁を搾る=神河町大河

 柿の果汁で衣服などを染める「柿渋染め」の作業が、兵庫県神河町大河の工房「夢中庵」で最盛期を迎えている。染色に最適とされる熟す前の柿の収穫が始まり、竹紙・竹筆作家の田崎博和さん(69)が腕を振るっている。

 田崎さんによると、柿が赤く色づくと果汁が採取しにくくなり、青柿の収穫に合わせて作業を行う。夏の強い日差しは染色を良くする効果もあるという。

 工房の敷地にある柿の木から実を採り、木うすと木づちですりつぶして果汁を搾る。汁に布を浸して乾かし、定期的に水を掛けることで色の深みが増すという。布の所々をひもで縛り、染めむらで模様を施す。

 田崎さんは、ジャケットやシャツなどの古着や蚊帳から切り取った麻、布製コースターなど50点以上を染色。柿渋染めにより生地が強くなる上、防水効果も見込めるという。

 「着なくなった衣服が生まれ変わるのが面白い。1点ごとに異なる風合いも魅力」と田崎さん。今月末まで天日干しを続け、完成した作品は工房に展示する。夢中庵TEL0790・34・0228

(三宅晃貴)

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