西播

  • 印刷
高瀬舟の発着場があった揖保川河川敷を見学する西播磨地域ビジョン委員会メンバーら=宍粟市山崎町中広瀨
拡大
高瀬舟の発着場があった揖保川河川敷を見学する西播磨地域ビジョン委員会メンバーら=宍粟市山崎町中広瀨

 江戸時代に物流拠点として栄えた兵庫県宍粟市山崎町の歴史を学ぶ講演会が27日、宍粟防災センター(同市山崎町鹿沢)であった。市教育委員会教育部次長の田路正幸さんが「揖保川の水運と高瀬舟」と題して、地域が発展した背景を語った。

 地域おこしに取り組む西播磨地域ビジョン委員会(事務局・西播磨県民局内)が、地元の魅力を発信しようと開催した。

 田路さんは、江戸初期にかけて、税制優遇制度によって山崎に商人や職人が集まった背景を紹介。「その商人たちが揖保川を整備し、高瀬舟が山崎から網干(姫路市)まで通航できるようになった」と説明した。

 江戸期について「宍粟地方で生産された木材や米、鉄などは全て山崎の舟着き場に集まり、周辺には舟問屋や倉庫、藩の役所、旅館や茶屋が並んだ」と当時の繁栄の様子を語った。

 講演後、参加者らは高瀬舟の発着場跡が見つかった宍粟市山崎町中広瀬に移動。揖保川両岸に築かれた石積みの舟着き場跡や舟問屋の建物跡を見学し、江戸時代の町並みに思いをはせた。

 同委員会メンバーの男性(63)=佐用町仁方=は「水運で栄えた揖保川やその周辺に広がった山崎の町並みを想像することができた」と話していた。(敏蔭潤子)

西播の最新
もっと見る

天気(9月22日)

  • 25℃
  • ---℃
  • 40%

  • 26℃
  • ---℃
  • 20%

  • 26℃
  • ---℃
  • 60%

  • 27℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ