西播

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防災食向けに揖保乃糸のにゅうめんを開発した八木裕三さん(右)と辻山茂さん=たつの市龍野町富永
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防災食向けに揖保乃糸のにゅうめんを開発した八木裕三さん(右)と辻山茂さん=たつの市龍野町富永

 兵庫県宍粟市の業者が地震などの災害に備え、新たな防災食として、手延べそうめん「揖保乃糸」を使ったにゅうめんセットを開発した。いざというとき、地元産の食べ慣れたもので体と心を温めてもらおうと、構想から6年かけて実現した。

 開発したのは、同市山崎町上牧谷、揖保乃糸特約販売店「マルキ」の八木裕三社長(58)。東日本大震災後、仙台市の得意先に、市販の揖保乃糸の即席にゅうめんを支援物資として送ったところ、簡単に食べられると喜ばれたため、災害食への活用を思いついた。

 課題は賞味期限だった。市販品の2倍の3年に延ばすため、食品コンサルタントの辻山茂さん(53)=たつの市=や県立大の協力を得て粉末だしなどの試作を重ね、包装材には空気の遮断性が高いアルミフィルムを採用した。

 折り畳み式の容器も開発。ごみ処理時もかさばらない利点がある。底部を断熱材の段ボールで覆い、熱湯を入れても持ち上げられるように工夫し、割り箸も添えた。

 八木社長は「寒い時でも温かい食事で心を安らげてもらえれば」と話す。1食400円(税別)。来年2月に発売し、まずは自治体や企業向けに販売する予定。マルキTEL0790・65・0306

(松本茂祥)

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