西播

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枯れた樹齢300年のムクノキ=宍粟市山崎町生谷
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枯れた樹齢300年のムクノキ=宍粟市山崎町生谷

 樹齢300年とされる、兵庫県宍粟市山崎町生谷の岩淵神社の神木であるムクノキが枯れ、16日に伐採されることになった。2本あるうちの大きい方の1本(幹周り4メートル15センチ、高さ約10メートル)。地域のシンボルとして長年慕われてきただけに別れを惜しむ声が出ている。

 岩淵神社は地元の幹線道路沿いにあり、「樹令三百年ムクの木」の看板が掲げられている。以前は木が道路上にまで張りだし、落ちた枝で車が傷つくこともあったという。3年ほど前に枝を大きく伐採したところ、翌春は新芽が出たものの樹勢が衰え始め、今春はついに葉が出なかった。

 生谷自治会が様子を見守っていたが、樹皮がはがれ始めたことから枯れたと判断。倒壊を避けるため伐採を決めた。

 神社の隣に住む男性(76)は子どものころ、ムクノキの下の土俵で子ども相撲をとったり、とんど焼きをしたり、思い出が尽きないという。「1本になったら見慣れた風景が変わり、さみしいだろう。残った1本を大切に守りたい」と話した。

 16日は午前8時半から神事を行い、ムクノキの先端から少しずつ幹を切って、大型クレーンで下ろしていくという。(古根川淳也)

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