西播

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精緻な切り絵に古里の風景が映し出される=たつの市揖保川町山津屋
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精緻な切り絵に古里の風景が映し出される=たつの市揖保川町山津屋
四季の花々が光に浮かぶ揖保川中美術部OGの共同作品=たつの市揖保川町山津屋
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四季の花々が光に浮かぶ揖保川中美術部OGの共同作品=たつの市揖保川町山津屋

 光のアート作品を通じて阪神・淡路大震災の犠牲者や被災地に思いを巡らす「ありがとう 命ほっこり明かり展」が、兵庫県たつの市揖保川町山津屋の揖保川公民館で開かれている。元中学美術教諭の山本真由美さん(70)=姫路市余部区上川原=の呼び掛けで2007年から毎年1月に開催されてきたが、メンバーの高齢化もあって12回目の今年で終止符を打つ。集大成として2点の共同制作に挑み、仲間や絆の大切をメッセージに込めた。

 震災で山本さんは神戸にいた妹が被災。同僚の親族の悲報にも接した。神戸の追悼行事でともされる竹灯籠の光に、被災者の心を包むぬくもり、希望の力を感じ、当時勤務していた揖保川中の美術部員とランプシェードなどを作ったのが同展の始まりだ。

 今年も同部の現役部員や卒業生、友人ら約20人が約100点を出品。山本さんは元同僚4人と古里たつのの風景を縦80センチ、幅4メートルの切り絵で表現した。美術部OGは、塩ビ板やペットボトルに約20種の四季の花を描いた。光によって命を宿したように浮かび上がる様は花園のよう。他に折り紙で球体にかたどられたシェードなども並ぶ。

 12年の歩みを山本さんは「作品が年々上達したのは原点の命の大切さを伝えたいという気持ちがみんなの根底にあったから。大勢の人が制作に関わり、作品展を心待ちにしてくれたことに感謝している」と話した。2月3日まで(日、月曜休館)。入場無料。揖保川公民館TEL0791・72・2412

(松本茂祥)

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