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研究成果を説明する県立大西はりま天文台の鳴沢真也天文科学専門員=佐用町西河内
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研究成果を説明する県立大西はりま天文台の鳴沢真也天文科学専門員=佐用町西河内

 宇宙から送られてくる信号の光は「紫」-。兵庫県立大西はりま天文台(佐用町西河内)の天文科学専門員、鳴沢真也さん(52)らがこんな研究結果をまとめ、オランダの科学雑誌に掲載された。宇宙人の存在を探す手掛かりになるといい、鳴沢さんは「地球外の知的生命の発見につながれば」と期待を寄せる。(河尻 悟)

 世界では1960年以降、電波望遠鏡を使い、宇宙から飛来する人工電波を探す「地球外知的生命探査(SETI)」が続いている。天の川銀河の構造を調べるために天文学者が注目する1420メガヘルツの周波数が、宇宙人を探すのにも適しているとされる。

 その一方、70年代からは宇宙人が強い光のレーザーを使うとの想定での研究も進む。ただ、地球と宇宙空間の遠距離に届くレーザーの色は少なく、現実的には難しいとみられてきた。

 鳴沢さんは、信号となり得るレーザーの色として、光学望遠鏡で恒星の表面の元素を調べる際に手掛かりとする紫や鮮やかな赤、オレンジ色に着目した。

 レーザーに詳しい研究者や大学生と共同研究を重ね、強い光を結晶に当て、遠距離でも飛ばすことのできる3色を合成する方法を発見したという。

 この結果から、宇宙から発信して地球に届く色は紫などの可能性が高いと導き出したといい、鳴沢さんは「色を認識することで効率的に観測ができ、宇宙人からの情報をキャッチしやすくなる」と話している。

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