西播

  • 印刷
昭和の雰囲気漂う大ジオラマを完成させた加瀬康之さん=たつの市龍野町日山
拡大
昭和の雰囲気漂う大ジオラマを完成させた加瀬康之さん=たつの市龍野町日山
精巧なミニチュアの商店街
拡大
精巧なミニチュアの商店街
「東龍野駅」の駅前風景
拡大
「東龍野駅」の駅前風景
精巧なミニチュアの商店街
拡大
精巧なミニチュアの商店街
精巧なミニチュアの商店街と架空の「東龍野駅」の駅前風景(左下)
拡大
精巧なミニチュアの商店街と架空の「東龍野駅」の駅前風景(左下)

 兵庫県たつの市のお隣の町、「東龍野町」にようこそ-。そんな架空の地方都市を舞台にしたミニチュアの世界が広がる「昭和レトロ情景館」が22日、同市龍野町日山の古民家にオープンする。元市職員の加瀬康之さん(63)が13年かけて作りだめた模型でジオラマを製作した。精巧な民家や商店、軒を連ねる通りからは人の話し声や雑踏のざわめきが聞こえてきそうだ。

 幼少期からプラモデル作りが好きだった加瀬さん。10代で蒸気機関車(SL)の“撮り鉄”、学生時代からは鉄道模型の収集と趣味を広げていった。

 退職後を意識し始めた50代、セカンドライフは模型の世界に浸りたいと、SLを走らせる背景として民家のミニチュアを製作。これを機にSLが現役だった昭和30~40年代の町の記憶がよみがえったという。

 以来、休日は紙や金属、プラスチック板から部品を切り出しては商店や駅舎などを組み立てる作業に没頭。木々や自動車、人-とミニチュアワールドがどんどん膨らんだ。友人らの勧めもあり、築200年の実家2階にジオラマにして公開する運びになった。

 約30平方メートルの展示台上に80分の1サイズで町並み風景を展開。映画館や銭湯、よろずやと、昭和の雰囲気が漂う建物は100棟以上並ぶ。「道路に目を置くと自分がそこに立っているような感覚になれますよ」と加瀬さん。

 駅では蒸気機関車やディーゼルカーが発車を待つ。時折列車が紅葉に色づく晩秋の山並みを駆け抜け、日が暮れれば家々に明かりがともる。ジオラマを眺めながらの喫茶席も設置。加瀬さんは「懐かしい風景を楽しめる場として地域の交流を生み、新しい人の流れをつくれたら」と話す。

 入館料は高校生以上450円、小中学生250円。午前10時~午後4時半。月・火曜休館。同館TEL090・9283・1925(http://syouwa-retro.jp/)

(松本茂祥)

西播の最新
もっと見る

天気(10月21日)

  • 23℃
  • 14℃
  • 0%

  • 22℃
  • 12℃
  • 0%

  • 24℃
  • 12℃
  • 0%

  • 23℃
  • 12℃
  • 0%

お知らせ