西播

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肥塚龍の文書を解説する冊子を作成した竹本敬市さん(奥左)と親族の肥塚正憲さん(奥中央)=たつの市御津町中島
肥塚龍の文書を解説する冊子を作成した竹本敬市さん(奥左)と親族の肥塚正憲さん(奥中央)=たつの市御津町中島

 明治時代の第3回衆議院議員総選挙で兵庫県西播磨地域の選挙区から初当選を果たし、自由民権派の政治家として頭角を現した肥塚龍(1848~1920年)が、地元での選挙戦を詳細に記録した文書を、姫路大学特別特任教授の竹本敬市さん(68)=佐用町力万=が解読し、冊子にまとめた。村ごとに票を固めていく生々しい様子が分かり、竹本さんは「民主政治が根付き始めた明治期に、地方でどのような選挙戦が行われていたのかを知る貴重な史料」としている。

 肥塚は現たつの市御津町中島で生まれ、幼少期に僧侶になった。20代で東京へ移り住んで新聞記者などを経験。海外の民主政治について知見を広げ、立憲君主制を唱える自由民権論者となっていった。総選挙には第1回から立候補するが、2度落選。1894(明治27)年の第3回選挙で兵庫8区(定数2、現在のたつの、相生、赤穂、宍粟市、佐用、太子、上郡町と姫路市の一部)で初当選を果たした後、計8回当選した。その間、東京府知事や衆議院副議長などを務めた。

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