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お試し暮らし住宅を経て念願のログハウスで暮らす西村淳一さん、利恵さん夫妻=赤穂市木津
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お試し暮らし住宅を経て念願のログハウスで暮らす西村淳一さん、利恵さん夫妻=赤穂市木津

 兵庫県赤穂市が、移住希望者に貸し出す一軒家の「お試し暮らし住宅」が好評だ。3LDKの木造平屋を市外在住者が最大2週間借りられる。2016年9月の貸し出し開始から1年半に52組118人が利用し、3組9人が同市に移住した。利用者の中で最も早く、同市内に移り住んだ西村淳一さん(63)と利恵さん(59)夫妻は「赤穂について調べるきっかけになった」と振り返る。

 お試し暮らし住宅は赤穂市が同市海浜町の空き家を改装。家電や寝具、調理器具などを備え、1泊千円で、2泊3日~13泊14日、借りられる。利用者は16年度=16組33人▽17年度=36組85人。1回の平均利用日数は5・27日で、6組は2回、2組は3回利用。4、5回の利用も各1組あった。

 西村さん夫妻は同住宅を16年秋に利用。2泊3日を過ごし、御崎や坂越など赤穂市の各地を巡った。お店で町の様子を聞いたり、イオンや「主婦の店」などに買い物に行ったりもした。淳一さんは「高い建物が少なく、全体の雰囲気が気に入った」と話す。

 大手広告会社の関連会社に勤めていた淳一さんは田舎暮らしに憧れ、明石市のマンションに住みながら、朝来市に畑を借りて週末には野菜作りをしていた。退職後、町おこしプロデューサーとして滋賀県米原市に週3回程度通う。

 「新快速でつながっているし、駅から車で約10分。赤穂なら仕事が続けられそうだった」と淳一さん。赤穂市の「空き家バンク」を通じ、同市木津のログハウスを中古で購入し、17年2月に移り住んだ。

 利恵さんも「お試し暮らし住宅を通じて市職員と知り合い、何かのときに相談できる」と話す。2人は「年を取ると、老後をどこで過ごすか、ケアが充実しているかが気になる。赤穂は人情味がある。移住したら終わりではない」と指摘する。

 お試し暮らし住宅の概要は赤穂市のホームページに掲載。市民対話課TEL0791・43・6812

(坂本 勝)

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