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手話通訳者が映し出されたタブレット端末の画面。聴覚障害者と市職員の会話をつなぐ=たつの市役所
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手話通訳者が映し出されたタブレット端末の画面。聴覚障害者と市職員の会話をつなぐ=たつの市役所

 兵庫県たつの市は21日、市役所を訪れる聴覚障害者向けに、遠隔手話通訳サービスを始めた。4月に施行された手話言語条例に基づく取り組みの一環。窓口に用意されたタブレット端末の画面を通じ、市社会福祉協議会に常駐する手話通訳者が市職員に質問や用件を取り次ぎ、意思疎通の円滑化を図る。

 市は本庁と出先の市総合支所などに計5台の端末を配備した。窓口に訪れた聴覚障害者からの求めがあれば随時、端末のテレビ電話機能を使って通訳者を画面に呼び出し、会話をつなぐ仕組み。事業費は端末購入費など約30万円。

 これまでは障害者が1週間前までに手話通訳者の派遣を市社協にファクスで依頼する必要があった。市は「急な用事にも予約なしで対応できるので、気軽に窓口に来てほしい」と話す。サービスは平日の開庁時間内に利用できる。

 姫路・西播地域でも同様の取り組みが広がっており、姫路市では4月から、本庁に常駐する手話通訳者がタブレット端末を通じて市内4カ所の出先機関の来庁者に応対するサービスを試験的に導入。宍粟市でも本年度中に始める予定という。(松本茂祥)

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