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田淵記念館で開かれている赤穂ゆかりの画家たちの美の系譜展=赤穂市御崎
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田淵記念館で開かれている赤穂ゆかりの画家たちの美の系譜展=赤穂市御崎

 赤穂市立美術工芸館田淵記念館(兵庫県赤穂市御崎)で、特別展示「赤穂ゆかりの画家たちの美の系譜」展が開かれている。両親が同市坂越出身で、今年没後20年となる洋画家藤本東一良、その叔父で日本画家の平井正年、藤本の弟子で赤穂高校美術教諭を務めた洋画家西川美沙夫の3人を中心に、26点を展示している。7月23日まで。

 藤本は1913年、静岡県伊豆下田に生まれた。フランス各地を訪れ、風景を描いた。荒々しさが特徴のフォービズムの影響を受け、桜島を描いた「もえる」など躍動感あふれる作品を残した。81年の日展で文部大臣賞、93年には日本芸術院賞・恩腸賞を受け、98年に亡くなった。

 平井は1883年、坂越で生まれた。父から、3年間に限って京都へ絵の勉強に行くことを許された。坂越に戻ってからは、スズメや花など身近な画題を純真に描いた。今回は鳥などの粉本(下書き)のほか、師・今尾景年らの掛け軸も展示した。

 西川は1927年生まれ。赤穂市の中学校や赤穂高校で美術教諭を務めた。石川島播磨重工業(現IHI)の造船所を描き、日展に入選。83年に亡くなった。

 同館の味呑英和学芸員(49)は「赤穂ゆかりの画家3人を中心につながりを感じてほしい」と話していた。6月20日に作品の一部を展示替え。坂越幼稚園の天井にかつて残され、市に寄贈された平井の花鳥画をホールで展示する。

 午前9時~午後5時。一般200円、小中学生100円。火曜休館。田淵記念館TEL0791・42・0520

(坂本 勝)

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