西播

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西日本豪雨による土砂崩れで本殿裏が埋まり、ずれ動いた明神社=7月7日、宍粟市波賀町上野(住民提供)
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西日本豪雨による土砂崩れで本殿裏が埋まり、ずれ動いた明神社=7月7日、宍粟市波賀町上野(住民提供)
西日本豪雨による土砂崩れで本殿裏が埋まり、ずれ動いた明神社=7月7日、宍粟市波賀町上野(住民提供)
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西日本豪雨による土砂崩れで本殿裏が埋まり、ずれ動いた明神社=7月7日、宍粟市波賀町上野(住民提供)

 兵庫県宍粟市指定の無形民俗文化財「水谷明神社の獅子舞」が秋祭りで奉納される同市波賀町上野、水谷集落の明神社で、7月の西日本豪雨によって裏山が崩れ、本殿の一部が土砂に埋まる被害があった。一時は秋祭りの開催も危ぶまれたが、今年は獅子舞を奉納する2年に一度の年。伝統を守ろうと住民らがほぼ手作業で2トンダンプ20台分の土砂をかき出し、今月14日の本宮で奉納できる見通しになった。

 水谷集落では西日本豪雨による土砂崩れで住宅1棟が一部損壊し、全36世帯が約1週間断水するなどの被害があった。明神社では豪雨で裏山の斜面が幅5メートル、高さ3メートルにわたって崩れ、本殿と斜面の隙間が土砂で埋まった。衝撃で建物も約50センチずれ動いた。

 獅子舞の冒頭には獅子が神前で参拝し、本殿の周囲を3周するのが習わしだったが、土砂のためこの行事ができなくなった。

 そこで住民が8月末から、週末ごとに土砂の撤去に取り組んだ。拝殿の裏は約1メートルの幅しかなく、最初はスコップとつるはしで土砂と格闘。最後に小型の重機を投入し、4日間で延べ50人が作業して、本殿裏は人が通れるようになった。

 瀧川敏明自治会長は「秋祭りは集落が1年で最もにぎわう日。無事に開催して、子どもたちに獅子舞を経験させてあげたかった」と振り返った。明神社の獅子舞は14日午後1時ごろから行われ、5演目が奉納される。(古根川淳也)

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