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校区を歩き移動販売を手伝う児童ら=相生市相生
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校区を歩き移動販売を手伝う児童ら=相生市相生

 「近くにスーパーが無く買い物が不便」という住民の声に応え、兵庫県相生市大谷町の福祉施設「おおの家」の職員と利用者らが、リヤカーによる野菜やパンの移動販売を始めた。授業で地域の福祉を学んでいる地元の相生小4年生(相生市川原町)10人がこのほど、移動販売を手伝い、住宅が軒を連ねる路地を歩き「いかがですか」と声を響かせた。

 市内で働く医療、介護、福祉の専門職グループ「ええで!あいおい」が5月、地域の課題を住民同士の助け合いで解決しようと、同地区で住民交流会を開催。「近くで野菜やパンを買える場所がほしい」と要望があった。おおの家は8月末から毎週木曜午前、移動販売を始めた。

 4年生は手伝いを志願。販売する野菜をおいしく食べてもらおうと、調理法を記した紙を1人1種類ずつ手書きで用意した。世代を超えた交流が続くように、お年寄りと子どもたちが手をつなぐ姿をデザインしたマークを作り、調理法の横に描いた。

 地区内1・6キロを1時間半かけ移動。住民たちが財布を持って駆け寄り、調理法の紙を受け取ると「おいしく作れそう」と声を弾ませた。会社員らも「かわいい声が聞こえた」と仕事の手を休め、集まってきた。

 自宅から出てきた女性(77)は「移動販売を楽しみにしている。子どもたちに会えるのもうれしい」と感激。男児(10)は「買ってくれた人や出会った人がみんな笑顔になってくれたので、やりがいを感じた」と話した。(敏蔭潤子)

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