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心肺蘇生法の様子を再現する延原豪暁さん=赤穂中
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心肺蘇生法の様子を再現する延原豪暁さん=赤穂中

 電気工事の作業中に2階部分の足場から転落し、意識を失った家電販売業の男性(51)に心肺蘇生法を施し、命を救ったとして赤穂署は13日、赤穂中学校(兵庫県赤穂市加里屋)3年の延原豪暁さん(14)に県の善行賞「のじぎく賞」を贈った。

 同署や市消防本部などによると、10月19日午後3時半ごろ、徒歩で帰宅中だった延原さんは、赤穂市元町で男性が転落した直後に通り掛かった。男性は頭から出血してあおむけに倒れており、延原さんは「(心肺蘇生法が)分かるのでやります」と申し出て、心臓マッサージや人工呼吸を繰り返した。

 救急車到着時には男性は意識が回復し、呼吸も安定していた。延原さんは「普段の呼吸ではない『死戦期呼吸』を習ったことも思い出し『やるしかない』と必死だった」と振り返った。

 救助され、仕事を再開できるまでに回復した男性は、神戸新聞の取材に「けがで済んだのは延原君のおかげ。勇気ある行動に感謝します」と話した。(坂本 勝)

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