西播

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山頂に見どころを記した案内を設置する太田小の6年生=太子町
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山頂に見どころを記した案内を設置する太田小の6年生=太子町

 聖徳太子ゆかりの伝承が残る檀特山(兵庫県太子町)をもっと知ってもらおうと、太田小学校(同町東出)の6年生が魅力アップ作戦に取り組んでいる。案内板などを新調したほかガイドマップも作製し、校歌に登場するふるさとの山を発信する。25日には参加者を募って登山ガイドに挑戦しようと準備を進めている。

 檀特山は標高165メートルで姫路市との境に位置する。山頂付近に弥生時代の集落跡があり、山頂を覆う巨岩の無数のくぼみは、播磨国風土記によれば応神天皇が四方を見渡した際の杖や沓の跡とされ、聖徳太子の馬のひづめ跡とも伝わる。

 児童は地域を学ぶ総合学習の一環で、2年前の4年時に檀特山を含む町内の見どころを集めたガイドブックを作成。5年時には防災や福祉、産業などさまざまな分野でまちづくりの課題を調査し、檀特山の整備もその一つに挙げていた。

 本年度は課題解決を実践しようと、檀特山の魅力発信に取り組むことに。3年がかりの授業の集大成となる「未来へ残そう!わたしたちの檀特山」をテーマに掲げ、児童約180人が5つの班に分かれて活動を展開した。

 距離班はメジャーで現地を測定。登山口に「頂上まであと754メートル」、山頂に「到着おめでとう」と木板に彫った看板を用意した。

 見どころ班は山に生息する生物や伝承、鳴門大橋まで見渡せる景観などを記した案内を掲示。ガイドマップ班は登山愛好家団体の協力を得て、27カ所のポイントを写真とともにA4判の地図で紹介する。

 25日の本番に向け、環境班は清掃活動と樹木の名前を書いた木札を掛ける予定。当日はガイド班が登山客の案内を担当する。男児(11)は「虫もたくさんすむ貴重な自然が残る場所。町のシンボルとして伝えたい」と話す。

 6年生担任の前田健佑教諭(38)は「学んだことを看板にしたり、ガイドに取り組んだりすることでわが山として誇れるようになった。地元への愛着を持って卒業してほしい」と話す。

 登山希望者は25日午後0時半、同小に集合する。無料。雨天時は30日に延期。太田小TEL079・276・0049

(松本茂祥)

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