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12月にパリで個展を開く備前焼作家の松井宏之さん=相生市
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12月にパリで個展を開く備前焼作家の松井宏之さん=相生市

 兵庫県相生市の備前焼作家松井宏之さん(58)が12月4~15日、パリのギャラリーで個展を開く。日仏共同で日本文化を発信する祭典「ジャポニズム2018」の参加企画にも認定され、同展のホームページでも紹介されている。松井さんは「日本文化に理解が深いフランスの人に備前焼の魅力を伝えたい」と話している。

 松井さんは証券会社勤務をへて、39歳だった2000年に備前焼の修業を開始。安土桃山時代の古備前再現を目指す森陶岳さんに師事し、07年、古里の相生市に全長20メートル、高さ2メートル、幅2メートルの大窯を築いた。

 大窯は1200度まで長時間かけて温度を上げるため、稲わらを置いて焼く緋だすきの器は燃えるような赤色になるという。広い窯の内部では細かな灰が複雑に舞い、器の表面に落ちてガラス状に溶け表情豊かな自然釉をつくり出す。

 「ジャポニズム」は7月~来年2月、パリを中心に縄文式土器や歌舞伎、和食、漫画などの展示、舞台公演を実施。民間企業や作家が主催する展覧会や講演、ワークショップが160件以上も開催されている。

 4月に上海、8月にニューヨークでの個展を実現した松井さんは「日本文化に興味を持った人が備前焼のことも知ってくれれば」と参加企画に応募した。松井さんは「備前焼をきっかけに相生や瀬戸内海を訪れる人が増えれば。海外での個展は古里をPRする機会にもしたい」と話している。(敏蔭潤子)

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