西播

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子どもたちに命のつながりを伝えた(左から)氏部あかねさん、藤本恵佑住職、山本秀生さん=赤穂市尾崎
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子どもたちに命のつながりを伝えた(左から)氏部あかねさん、藤本恵佑住職、山本秀生さん=赤穂市尾崎

 兵庫県赤穂市尾崎の明王山普門寺が子ども向けの催しなどに境内を開放している。小学生やボランティアらが夏休みに1泊2日を過ごした「わくわくお寺体験」や秋の彼岸前に家族連れらでにぎわった催し「ひでぴーが行く」など。天台宗の尼寺を広く地域に開放する藤本恵祐住職(80)の意向で、子どもたちがお寺や仏教に親しむ機会をつくっている。

 藤本住職は主婦から一転、39歳の時に得度して比叡山で修行。檀家のいない寺で約40年間、悩みを抱えて全国から訪れる人の相談に乗っている。

 子ども向けの催しが増えたきっかけの一つは地元の氏部あかねさん(41)との出会いだった。4、5年前に「催しを開く場所を貸してほしい」と訪れた氏部さんに藤本住職は快く応じた。氏部さんは「仏教について何も知らず、今思えば無礼な申し出を、器の大きな住職が受け止めてくれた」と振り返る。

 氏部さんは昨年夏から「普門寺こども食堂」を月2回開催。子どもの人数が増えるなどし、近くのおせど会館に場所を移したが、定着を後押ししてもらった。わくわくお寺体験は今夏で2回目を数え、約50人が参加した。

 「ひでぴー」こと山本秀生さん(33)=姫路市=も9月、姫路・西播各地で展開する子ども向けイベント「ひでぴーが行く」を普門寺で開いた。描いた花を紙に貼る催しの前に、藤本住職とともに「満開になった花は枯れても種をつける」と、命のつながりを分かりやすく説明した。

 山本さんは「お寺は初めてだったが、愛情があふれる素晴らしいイベントになった。機会があればまた来たい」と話した。藤本住職は「命のつながりを大切に、これからも子どもからお年寄りまで、皆さんとの縁をつなげたい」と語った。普門寺TEL0791・42・3669

(坂本 勝)

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