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ハリマ農協が運営見直しの方向性を示しているAコープちくさ店=宍粟市千種町黒土
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ハリマ農協が運営見直しの方向性を示しているAコープちくさ店=宍粟市千種町黒土

 兵庫県宍粟市北部を管内とするハリマ農協は、同市千種町で唯一のスーパー「Aコープちくさ店」について、今月末までの営業成績次第で、外部への経営委託や閉店を視野に入れた運営見直しに着手する方針を明らかにした。店舗存続の判断基準として、1日当たりの来客数300人、売り上げ48万円という目標を提示し、「店が存続できるよう、皆さんで利用してほしい」と協力を求めている。

 同農協の経営は日銀の低金利政策で金融部門の収益が圧迫され、2017年度の事業利益が初めて赤字に転落。多額の内部留保があるため運営に影響はないというが、不採算部門の見直しは不可避と判断。来春の管内3支店統廃合を決めるなど経営効率化を急ぐ。

 Aコープ事業は昨年度に波賀店、みかた店を閉鎖。ちくさ店も改善が見られない場合、閉店を視野に入れた事業計画を提出するとしていた。

 同農協によると、同店は毎年2200万円前後の赤字が続いているが、来客数などは横ばい傾向だという。掲示している目標は前年度の実績を3~6%上回る。達成しても赤字は解消しないが「地理的に店を必要とする人が多い。赤字でも存続するには住民の支えが必要」とする。

 千種町で農協組合員を代表する金井省二さん(70)は「高齢化が進んでおり、車が運転できなくなると遠方まで買い物に行けない。何とか店を残したい」と話し、住民に購買運動を呼び掛けている。(古根川淳也)

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