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キャッサバ芋を使った洋菓子「あいおいもタルト」を開発した相生産業高校ティピアスのメンバー=相生市旭1
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キャッサバ芋を使った洋菓子「あいおいもタルト」を開発した相生産業高校ティピアスのメンバー=相生市旭1

 兵庫県相生市の特産品化を目指して同市矢野町で栽培されている「あいおいも(キャッサバ芋)」をPRしようと、相生産業高校(同市千尋町)の広報部「ティピアス」が、芋を使った洋菓子「あいおいもタルト」を開発した。15日午前11時から、JR相生駅前の市観光案内施設「あいおい情報ラウンジ」で販売する。

 キャッサバは熱帯性植物で、根にデンプンを多く含み、芋はタピオカの原料となる。南米、東南アジアなどで親しまれている。

 同町では農家が高齢化し休耕田が増えたため、新しい特産品をつくろうと2012年に栽培を開始した。しかし、芋は固い皮をむき熱を通して毒性を抜く下処理が必要なうえ、日本では知名度が低く、販路開拓が課題になっている。

 同校は16年から市内の企業や農家と連携し農水産物を使った加工食品を開発。矢野町ではキャッサバの苗植えや収穫を体験し、キャッサバ芋の焼酎やアイスクリームを商品化してきた。

 タルトは今年、同校OBが経営する菓子店「かみや本舗」(赤穂市塩屋)と共同開発。芋をつぶしてアーモンドパウダーやバターと混ぜた生地をタルト生地の上に流し、1センチ角の芋を載せた。キャッサバ芋特有のもちもちとした食感を際立たせるために角切りの数を増やし、生地はしっとりとした口当たりに仕上げた。

 アイスクリームや焼酎の商品化にも関わった3年の女子生徒(17)は「荒れた農地の再生に取り組む農家を応援したい。洋菓子は持ち運びに便利で土産に最適。相生名物として定着し芋の生産拡大につながれば」と話した。1個180円、5個千円(箱入り)。同校TEL0791・22・0595

(敏蔭潤子)

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