西播

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コスプレ姿でスキー場をPRする足立孝幸さん=神河町上小田
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コスプレ姿でスキー場をPRする足立孝幸さん=神河町上小田
昨季の営業最終日にも家族連れに紛れていた足立孝幸さん(手前右)=3月11日、神河町上小田
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昨季の営業最終日にも家族連れに紛れていた足立孝幸さん(手前右)=3月11日、神河町上小田

 2年目の営業が始まった兵庫県神河町上小田のスキー場「峰山高原リゾート ホワイトピーク」に、ジブリ映画のキャラクター「カオナシ」を装った謎のコスプレスキーヤーが再来した。1人で黙々と滑り、カメラの前を通るときだけ「祝 セカンドシーズン」とのメッセージボードを広げては懐にしまう繰り返し。9カ月前、昨季の営業最終日も家族連れに紛れていたし、スキー場のインスタグラムの公式アカウントにも「おなじみの」と登場している。一体、何者ですか?

 「従業員でも回し者でもありません」。ふもとで声をかけると、カオナシの面のまま質問に丁寧に答えてくれた。正体は、高砂市の会社員足立孝幸さん(47)。スキーは社会人になってから25年間、趣味で続けている。

 足立さんは2年前、スキー仲間と企画したハロウィーンイベントでカオナシに扮したところ、「それで滑って」と要望された。試してみると、面識のないほかの客が手を振ってくれたり、声をかけてくれたりした。「そんなことは普通に滑ってたらあり得ない」と気を良くし、やめられなくなったという。

 ネット通販で調達する面は8代目か9代目を数える。よりカオナシに似せるため目を細くしていることも、「足元を見ずに滑るおかげでスキーが上達している」と言い切る。年間60日、神河町のほかに神戸市や宍粟市など県内各地のスキー場に足を運ぶが、普通の格好で滑ることはないらしい。「今年も神河にたくさん来たい」。素顔を見せないままカオナシのようにのそのそと車に引き上げていった。(井上太郎)

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