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古墳時代前期の方形の竪穴住居跡などが見つかった福井池の下遺跡=相生市若狭野町福井
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古墳時代前期の方形の竪穴住居跡などが見つかった福井池の下遺跡=相生市若狭野町福井

 兵庫県教育委員会は16日、相生市若狭野町福井の「福井池の下遺跡」で、弥生時代中期(紀元前2世紀ごろ)と古墳時代前期(4世紀ごろ)、同後期(6世紀ごろ)の集落跡が見つかったと発表した。弥生期は東西約100メートルと比較的規模が大きく、川の跡も確認され、「暮らしやすい場所で断続的に人々が生活していた」と指摘する。

 発掘調査は国道2号改築事業に伴い、昨年度から東西約350メートル、計5100平方メートルで行われた。

 弥生期の遺構は、直径約7メートルの円形の竪穴住居跡1棟などを確認。多量の弥生土器やサヌカイト製のやじりなど石器も出土した。

 古墳時代前期の竪穴住居跡は一辺が約4メートルの方形で2棟見つかり、うち1棟は土屋根が焼けていた。火災に遭ったと考えられる。同後期の竪穴住居跡もほぼ同じ大きさで6棟あった。

 川の跡は幅12メートルで古墳時代の住居跡を一部削り取っており、集落が洪水に遭った可能性も。川底から平安時代前期の土器片も出土したため、同時代までの集落跡が近隣に存在したと推測されるという。

 19日午後1時半から現地説明会がある。現場は国道2号福井交差点南側。同遺跡発掘調査現場事務所TEL0791・28・1388

(松本茂祥)

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