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グランプリに輝いた和牛のゆずとろろすき焼きと、料理長の前田さん=神河町根宇野
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グランプリに輝いた和牛のゆずとろろすき焼きと、料理長の前田さん=神河町根宇野
牛肉を卵、ではなくユズ入りのジネンジョのとろろにつけて食べる
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牛肉を卵、ではなくユズ入りのジネンジョのとろろにつけて食べる

 1月に兵庫県姫路市の大手前公園であった「ニッポン全国鍋グランプリ(GP)」で、グランプリに輝いた野外活動施設グリーンエコー笠形(神河町根宇野)の「和牛のゆずとろろすき焼き」。2年前に常連向けの“裏メニュー”として提供し始め、昨年末にレギュラーメニュー化(1人前150グラム、税込み5千円)したばかりの、知る人ぞ知る逸品だ。同施設のレストランでは3月末まで割り引きメニューを販売。名物に育てと、PRにまい進する。(井上太郎)

 鍋GPは1月26、27日の2日間行われ、28都道府県の60団体が出店。同施設は、卵の代わりに、神河町産のジネンジョとユズを黒毛和牛のロースやモモ肉に絡めて食べるすき焼きで臨んだ。用意した1800食は初日に7割近くが売れ、2日目正午過ぎに完売する人気ぶり。延べ約10万人が食べ比べを楽しんだ結果、最多の票を集めた。

 和牛-は、神戸のホテル、料亭などで修行し、同施設の料理長に就いて約20年のベテラン、前田正義さん(56)が考案。ユズは、わたを取り除いて刻んだ皮を、丸1日干してから使う。甘みを引き出し、ほどよく酸味を飛ばす一手間だ。前田さんは「脇役の食材ながら、うまく生かせた」と胸を張る。

 同施設では、大会後に予約が急増。「締めはうどんよりご飯」と、前田さん。牛肉のうまみが溶け込んだゆずとろろと一緒にかきこむのが、おすすめという。一方、和牛カルビなどを使う「ゆずとろろすき焼き膳」(1人前80グラム)は、グランプリ獲得を記念し、3月31日まで、300円割り引いた税込み1180円で提供する。グリーンエコー笠形TEL0790・32・1307

■「和牛のゆずとろろすき焼き」今後の展開は?

 「和牛のゆずとろろすき焼き」を開発したグリーンエコー笠形の料理長、前田正義さんに今後の展望などを聞いた。

 -開発のきっかけは。

 「施設のそばでユズが取れることもあり、毎年ユズメニューを増やし続けていた。コロッケや焼きうどんなどかれこれ10種類超あり、その一環」

 「常連さんの会席で毎度、しゃぶしゃぶや寄せ鍋では飽きると思い、試しにこれを出してみたら好評だったのが始まりです」

 -優勝を狙っていたか。

 「全く。余らないようにとだけ願っていた。3千食用意するブースもあったので、まさかの結果。町長も興奮していた」

 -2020年度の「グランドチャンピオン大会」でも上位を狙う。

 「出られるだけで十分。それより、まだ地元でもなじみのないメニューなので、いろんな人に食べてもらいたい。それが一番です」

 「すき焼きのおかげで、味の付いた肉に合うことが分かったので、秋には『ゆずとろろカルビ丼』を出す。『ゆずとろろ』の広がりに期待です」

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