西播

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2代目歌川豊国の「見立忠臣蔵」(赤穂市立歴史博物館提供)
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2代目歌川豊国の「見立忠臣蔵」(赤穂市立歴史博物館提供)
初代歌川国貞の「絵兄弟忠臣蔵」(赤穂市立歴史博物館提供)
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初代歌川国貞の「絵兄弟忠臣蔵」(赤穂市立歴史博物館提供)
3代目歌川豊国の「忠臣蔵四段目」(赤穂市立歴史博物館提供)
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3代目歌川豊国の「忠臣蔵四段目」(赤穂市立歴史博物館提供)

 忠臣蔵の浮世絵約1500点を所蔵する赤穂市立歴史博物館(兵庫県赤穂市上仮屋)が、新収蔵の46点を同館2階で初公開している。2、3年以内に収集した浮世絵で同市の浮世絵データベースにも未収録。初代、2代目、3代目の歌川豊国や豊原国周らの粋を凝らした趣向や、緻密な彫りや刷りの技を間近に鑑賞できる。

 同館は平成元(1989)年4月に開館し、間もなく30周年。開館以来、忠臣蔵の浮世絵の収集を続ける。新収蔵品は天保(1830~44年)から明治に制作されたもので、2階「義士コーナー」に展示する。

 2代目歌川豊国の「見立忠臣蔵」(1834年)の5段目では、歌舞伎芝居「仮名手本忠臣蔵」の役者、4代目坂東三津五郎演じる斧定九郎と初代嵐冠十郎の百姓与一兵衛を描く。初代歌川国貞の「絵兄弟忠臣蔵」(天保中期)の5段目の場面では、美人が持つ蛇の目傘と、背景に描いた斧定九郎の破れ傘に関連性を持たせている。

 珍しい上方の浮世絵も。一養亭芳瀧の「忠臣蔵 赤垣伝蔵 尾上多見蔵」(1860年)では、描かれた線の細さや用紙の小ささが江戸の浮世絵とは異なる。木曽こころ学芸員は「人気役者のブロマイドとも言える忠臣蔵の浮世絵を味わって」と呼び掛ける。

 7月中旬まで。200円(小中学生100円)。水曜休館。同館TEL0791・43・4600

(坂本 勝)

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